利尿剤で知られるラシックスを飲むとある成分に影響!

利尿剤によるむくみ解消効果

■浮腫みのその後
夏は冷房で、冬は寒さで手足が冷えて、年がら年中浮腫みと常に闘っているという女性は多いのではないでしょうか。
それに女性の場合は、ヒラメ筋と呼ばれる足の浮腫みに重要な役割を果たすふくらはぎの筋肉量が男性に比べ少なく、浮腫みを放置すると途端に大根足になってしまうので、油断禁物です。
また女性だけに限らず、年を重ねた男性やストレス過多の人も腎機能や体内の解毒作業を一手に担う肝臓の機能が疲弊し、浮腫みや体重増加に拍車をかける人は30歳頃より一気に増えると思われます。そして特にやっかいなのが下半身の「凸凹セルライト」です。頑固なセルライトはちょっとやそっとでは解消できませんし更に放置すると骨盤の歪みや腰痛にもつながりかねません。
セルライトにならない為には、大切なのはなんといっても予防です。そこで予防に効果を発揮する「利尿剤」に注目してみたいと思います。

■むくみに効く利尿剤の種類
利尿剤にはいくつか種類があります。中でもラシックスは有名ですね。この薬は昔は市販の薬局で売られていた時代もあったようですが、現在では処方箋薬となり、簡単には買えなくなりました。が、現在は病院以外では通販で個人輸入することもできるみたいで、医師の診断を受けずに浮腫みに使う人はかなりいるようです。
ラシックスの本来の目的は腎性・肝性浮腫、心性浮腫(うっ血性心不全)や、本態性・腎性高血圧、末梢血管障害性浮腫、尿路結石排出、月経前緊張症に効果を発揮することですので、浮腫みの解消のみに使う人は、低カリウム血症になる副作用があるので、カリウムを含んだ野菜を多くとるなどの副作用対策が必要かもしれません。副作用が心配な方や栄養失調性浮腫の方にお勧めなのが「アルダクトン」という薬です。
ラシックスと違って、カリウムの排出を抑制する作用があるので、低カリウムを防ぎながら体の水分を排出できる点がアルダクトンの大きな特徴といえます。このアルダクトンは聞きなれない人もいるかもしれませんので詳しく説明すると、ファイザー製薬より販売され、有効成分は「スピロノラクトン」です。そして選択的アルドステロンブロッカーという分類に属し、副腎皮質ホルモンの「アルドステロン」という血圧上昇に関与する物質の受容体に結合して、アルドステロンの働きを抑え、体内のナトリウムと水を排出し血圧を下げるという働きをもつ薬です。